6月12日(日) 来島海峡のアコウ釣り


昨日は東へ 今日は西へ

やってきました しまなみ海道。


狙いは そう かつては幻の高級魚。 

今となっては幻でも何でもなくなり

大衆魚?になりつつあるアコウ。

いつものように めざせ10匹&40cm



天気予報は朝から小雨。  

午後からは雨風の予報。


天気が悪いと釣り人のテンションも下がる。

おまけに アコウは海底の岩穴に潜む魚なので

海底付近まで明かりが届かないような悪天候時はアタリ少なく

数を釣ることが難しくなる。


ちょっと遅めの8時出船。



最初のエビで



35cmほどのまぁまぁサイズが釣れた。


今日は10時ころに潮が止まる予定なので



潮が止まるまでは 反流点での釣り。


雨が降り出す前に サクサクっと釣っておきたいが

アタリはめったにない。



本日の特選素材。

志度産のシロエビ。

大きい型揃いのエビを選ってもらったそうで。

船頭さんも太鼓判を押してくれた。


この釣りにおいて欠かせないのは

エビを生きたまま泳がせるのための鼻掛け。



しかし、今日は あえて鼻掛けにせず

シラサで釣るメバル風の付け方で。

尾羽をハサミで切って 第一関節?の中心を内から外に針を抜く。


以前 鳴門でエビ撒き釣りをしていたときも

基本は鼻掛けだったが、

潮の速いポイントなどでは この付け方でも同じくらい釣れた。


一日のうち ちょっとの間だけ試してみるようでは

付け方によって釣果の差がでたのかわからないので

今日は釣れなくてもこの付け方で一日通してみることに。


この付け方 最大のデメリットとしては エビの泳ぎが悪くなること。

逆に最大のメリットとしては 外れにくいこと。

また仕掛けが絡みにくいことや

大きな誘いやエビが跳ねるような誘いも可能。

仕掛けが少々根に当たっても エビは外れることはないなど

泳ぎが悪くなるデメリットにあまりあるメリットがありそうだ。


誘いは底から3mほど。

誘い上げ最中に出るアタリが多い。



エビを丸呑み。


予報通り 雨が落ちてきた。



雨が降りだすと テントを張ってくれる。



ちょっといい感じのアタリがあって

良型アコウかと思ったのに…



残念賞。


深場から釣り上げると



水圧のせいか目玉が飛び出る。


アタリは多くないが 退屈しない程度にポツポツ釣れる。



橋をバックに。


雨は降ったり止んだり。



潮が緩むと船は海峡筋へ集まり出す。


最近は「アコラバ」と称して

タイラバでアコウを狙う船が増えてきている・

エビエサの釣りほど数は出ないが

40cmを超える大型がヒットする割合は高い。

日和が悪かった日なのに たくさんのアコラバ船が本流筋で流している。


午後になって



院長特製 具だくさんぶっかけうどんの配達が。


船上で食べるうどんは格別。


潮は10時ころに止まって、反転するはずだったが

低気圧の影響か 13時ころまで潮が止まっていた。


午後からは風も出てきて釣りにくい。



風がなければ 艫流れ ミヨシ流れ 右舷流れ 左舷流れと

船の流し方を変えてくれるが

今日は風もあり、全体的に艫流れ。

ミヨシまで4番目では アタリが出そうにない。

後半 ほとんどアタリなく 失速。


最終的に数はそれほど揚がらなかったが

35cm前後の同じようなサイズが多かった。


エビは鼻がけでなくても同じくらいアタリがでることが分かったことが

本日最大の収穫か。



釣り人6人+船頭さんでアコウ46匹

何とかアベレージを下げずにすんだ。



40cm超えの大物は出ず、数も伸び悩み。

シーズンはこれから。

日和がいい日にあたれば まだまだ釣れるはず。



本日の釣果 アコウ 〜37cm 8匹